#012 ヘアライン加工がおしゃれな「ラミー ロゴステンレスヘアライン」

ラミー ロゴステンレスヘアライン

今回紹介するのは、僕が初めて手に入れたラミー社のペンです。

 

 

 

ラミーとは

ラミーとはドイツのハイデルベルグに本社を置く筆記具メーカーで、文具好きなら知っている人も多いと思います。

ラミー社のペンは他のメーカーとはまた違ったデザインが魅力でその中にも書きやすいと人気のペンが多いです。

中でもラミー サファリ(僕は持っていませんが)等は昔から人気がありますね。

 

デザインについて

このペンには、ツルツルしたステンレスで出来たロゴステンレスとそれにヘアライン

加工をしたロゴステンレスヘアラインがありステンレスヘアラインのほうが少し高めの価格設定になっています。

僕が持っているのはステンレスヘアラインで光を当てると細かい筋が見えてきれいでした。

ノックキャップも一般的なシャープペンシルとは違いクリップとノック部分が連結した形になっています。

 

デザインで気になるところは、口金の先っぽの黒い部品が金属だったら統一感があって良かったんじゃないかというところくらいです。

 

使い心地

使い心地としては、17gと全体的に軽めで書きやすいと感じました。

長さはぺんてるのスマッシュとほとんど同じくらいでした。

書き心地はとても良く、1画書いたらまたさらに次の画に進みたくなるような、面白い書き味でした。

 

ペン先のグラつきが少しあるので固定式口金に慣れている人からすると少し気になるかもしれません。

 

グリップ部分には浅めの溝が掘られていますが、口金が2.5cm程と結構長めなので

結局口金と軸との間のあたりを持ってしまい、グリップの溝は効果がなくなってしまいがちですが特に滑ることもなく快適に書くことが出来ます。

 

書く時に触るヘアライン加工がさらさらとしていて金属特有のひんやりとした感覚がないので冬でも使いやすいと思います。

クリップは可動式で、分厚めのものでもはさみやすいです。

 

僕はこのクリップを見て、ノックした時にクリップと軸が擦れてヘアライン加工に傷がつくんじゃないかと心配しましたが、クリップの裏を見てみると軸に傷がつかないように工夫がされていました。クリップの裏側はこんな感じ⤵

なんと、小さなボールが付いていて軸の上をそのボールが滑って軸が傷つきにくいようになっていました。(ノックが滑らかになるという意味もあると思います)

分解してみた

このペンの分解方法が特徴的だったので紹介していきます。

通常のシャープペンシルはノックキャップや消しゴムなどを外したら芯タンクに繋がっているものが多いですがこのペンはなんと、ノックキャップを外すことが出来ません!!

なので口金を外すと芯タンクが現れ、その先には芯が溢れ出るのを防ぐための栓がついていました。つまり消しゴムはついていないわけです。クリーナーピンもついていました。

 

ノックキャップが取れるものよりは芯の交換に手間がかかりますが、2~3本ほどの芯を入れておけば芯の交換頻度は減るので、あまり気になりませんでした。

 

まとめ

いい点は、

・デザインがおしゃれ(ヘアライン加工がきれい)

・とても書きやすく、面白い書き味

・冬でも冷たくなりにくい

 

気になる点は、

・ペン先の黒いプラスチックの部品で少し全体の統一感がなくなってしまっている

・芯の交換に少し手間がかかる

 

これで「ラミー ステンレスヘアライン」のレビューを終わります。