#011 万年筆の選び方 仕組みなどが解説された「万年筆バイブル」

銀座 伊東屋が出版している本

今回は文房具について書かれている本を紹介します。

 

『万年筆バイブル』

この本は講談社選書メチエから出版されていて、大きさは四六判サイズです。

ページ数は200ページ程で読みやすいです。

 

おおよその内容は万年筆の最初の1本の決め方やインクが出て来る仕組みを細かく

説明しているもので、文具好きの僕は楽しく読めました。

 

驚いたのは、書中にパイロットの万年筆のペン先15種類のバリエーションで漢字の「永」という文字が書かれているページがあって、字幅や文字の雰囲気を見比べることができるので万年筆を買いたい人にも読んでほしいなと思いました。

 

また、最初の一本だけではなく2本目以降の選び方までも載っていて万年筆を初めて買う人からもうすでに持っている人にもおすすめできる本だと思います。

 

僕は伊東屋の本店で見つけて入手したのですが、通販サイトでも購入することが出来ます。

 

著者「伊東道風」とは?

この本の著者は「伊東道風」とありますが、これは架空の人物で、実際は万年筆売り場のプロの方々が書いています。

 

その名前の由来は伊東屋の「伊東」に平安中期の名書家であり和様の開祖 三蹟の一人である小野道風の「道風」を合わせた名前だそうです。

 

まとめ

この本は、万年筆の最初の1本目や2本目の選び方が細かく書かれていて万年筆初心者にももう持っている人にもおすすめできる本だと感じました。

その他にも万年筆の詳しい仕組みからペン先の比較まで載っていて、文具好きにはぜひ読んでもらいたいと思いました。