今回はパーカー75という初めてのスターリングシルバー製のボールペンのレビューです。
スターリングシルバーとは銀の含有率が92.5%を超えたもので、銅だけを割金に使っており純銀よりも傷つきにくいことが特徴です。
スターリングシルバーは経年変化するのでそれも含めて永く使っていきたいと思います!
このペンはもうだいぶ前に廃盤になり今では中古のペンを販売するお店やオークション、メルカリなどでしか購入できないようになってしまいました。
というわけで今回はメルカリで入手したペンになります。
軸本体を見るとシズレパターンと呼ばれる格子柄の溝が軸全体に刻まれています。
これが細い軸の滑り止めの役割も果たしていて持ちやすくもなっています。
どうやらパーカー75には初期型と後期型と呼ばれるものがあり、僕のものは天冠部分を見たところ後期型だと思われます。
このペンはキャップノック式と呼ばれる芯の繰り出し方式でキャップをスライドさせて芯を繰り出します。
そのおかげで回転繰り出し式のようなおしゃれな見た目ながらノック式という機動力の高い機能のためかなり使いやすいと思います。
ペン先に向けてシュッとした鋭い形でだいぶ前にレビューした「パーカー ジョッター」と似たようなシルエットです。
ボールペンは持ってないので比較はできませんがサイズ感はほとんど同じなので持っている方は参考にしてみてください。
それでは、実際に書いていきましょう!
購入時純正のインクは切れていて書くことができないとのことだったので手元にあったステッドラーのコンクリートボールペンから芯を移植してきました。
ノック感も良くカチャッという金属らしい音がするので気分の切り替えにも丁度いいですね!
肝心の書き心地ですがTHE油性な芯を使っていることもあり筆圧をかけながらしっかりと書いていく「書き心地が良い」といった感想がぴったりだと思います。
ただジョッターと同じような軸径ということはグリップ部分の軸径がかなり細くなっています。
なのでここは好みが別れるところかと思われます。
ですがジョッターとは違ってシズレパターンによるグリップ性能の良さもありかなり使い心地は良好ですね。
気になったのはクリップ部分ですが、かなり細く柔らかいのでクリップを頻繁に使用する方はそこも注意したほうが良いかもしれません。
僕は普段あまりクリップを使わないので耐久性がどれほどのものかはわかりませんが。
やはり銀は金属の中でもトップの熱伝導率を持つだけあってもったときから室温でややあたたかくなっています。もし冷たかったとしてもペンを持ったらすぐに体温で温まるので冬でも使いやすいと思います。
こんな感じです。
良いと思った点としては
- デザインが格好良い
- シズレパターンで持ちやすい
- 書き心地が良い
- 冬でも使いやすい素材
気になった点としては
- クリップの耐久性がやや心配
- 黒っぽくなっていく経年変化が気に入らない人がいるかも
今回は書き方を変えてみました。いかがでしたか?
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